男の"子育て日記" 鹿倉泰祐

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help リーダーに追加 RSS ルポ 貧困大国アメリカ

<<   作成日時 : 2008/04/11 14:47   >>

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 写真は、”はるちゃん”進入防止柵です。
 このところ、台所に侵入しガスレンジや電子レンジのスイッチに手を出し、洗濯機のドアを開け閉めすることを楽しんでいました。

 危険防止のため、私が自作でつくりました。百円ショップで網を4つ棒を2つ、結束バンドで合計700円(消費税別)です。
 当初、”はるちゃん”がこの新しい進入防止柵に抗議し、破壊するのではと想像したが・・・。 とりあえずは、柵の上から玩具を反対側に落とすという別の遊びを始めたぐらいです。

 妻にも配慮し、この柵は固定ではなく可動式。片方はテーブルに紐で括り付けてありますが、スライド可能で、片一方は冷蔵庫と台所の隙間に差し込んであるだけなので、可動式なのです。

 でも、百円ショップの商品ですからちょっと力を入れただけで壊れそうな感じ。それに私は、百円ショップでは食品に関係するようなものは、絶対に購入しません。商品に鉛等の成分があったら怖いですからね。

 さて、「ルポ 貧困大国アメリカ」(堤未果 岩波新書)を読みました。
 子どもに関係するところだけ紹介しますが、アメリカという国がどうなっているのか、この本を読んでよくわかりました。

 2005年度のアメリカの貧困率は12.6%で、うち18歳以下の児童貧困率は17.6%(2000年〜05年で130万人増)。アメリカの貧困の定義は、4人家族なら世帯年収が2万ドル(220万円)以下の世帯を指し、その家庭の子どもを「貧困児童」としています。
 年収200万といえば、日本でもワーキングプアということになりますね。

 アメリカの社会問題となっている貧困と肥満、飢餓の問題についても、具体的に説明されています。
 例えば、無料=割引給食プログラム(共働きと貧困家庭生徒の栄養改善・貧困ラインの130%までが対象)には、生徒の登録が3002万6千人(2005年度、前年より38万1千人増)
です。
 3000万人という数字にびっくりですが、この給食プログラムの政府の援助予算の削減で、学校は無償での提供ができなくなり、大手ファーストフード会社と提携を始める学校が増えているのです。
 
 巨大市場である学校給食を積極的に開拓しようと試みる企業は、日本でも有名なビザハット、マクドナルド、バーガーキング、ドミノピザ、ウェンディーズ等です。
 そして、ニューヨーク州では公立小学校に通う生徒の50%が肥満児です。ジャンクフードとファーストフード、揚げ物中心の食事が貧困家庭では多く、貧困と肥満が共存するという現実につながっているのです。

 2006年度、ジョージ・ブッシュ政権は、無料食料援助予算削減6億5600万ドル、4万人の児童予算削減を削減しましたが、このままでは 「国際肥満協会」は、2010年までにはアメリカ国内児童の半数以上が肥満児になると警告しています。

 そして、アメリカ農務省によれば「飢餓状態」を経験したアメリカ人は、3510万人(全人口の12% うち、1240万人が児童)で、アメリカ内国歳入局の統計では、1日7ドル以下の収入の国民が6千万人(2006年度)というのです。
 まさに、格差社会です。貧困と肥満、飢餓、下層に転落したら、社会の底辺からは這い上がることはできないと著者は述べています。
ルポ貧困大国アメリカ (岩波新書 新赤版 1112)
ルポ貧困大国アメリカ (岩波新書 新赤版 1112)

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